抜歯・非抜歯矯正について

抜歯と非抜歯矯正は、どちらが良いの?

患者様との矯正相談でよくある質問があるのですが、どちらが良いか?というのは非常に難しいところです。

理由としては、患者様側からすると抜かずに治療をしたいという要望があっても、抜かなければ希望の歯並びを実現出来ない可能性があるからです。

このページでは、抜歯・非抜歯矯正についてお伝えし、患者様に少しでも違いをご説明出来たらと思っています。

患者様の歯並びやゴールの口元の希望が、選択の基準になります。

わかりやすくお伝えするために、「3人掛けソファー」を想像してください。
3人掛けソファーに4人座った時に、4人が小柄な体型であれば何とか座れるます。
大柄であれば一人どいてもらわないと、腰を浮かせた状態になったりしてちゃんと座ることが出来ません。

この4人でなんとか座れるか、一人どいてもらわないとちゃんと座れないかによって、抜歯か非抜歯かが決まります。
すなわち、歯が並ぶスペースがないとスペースを作る(抜歯)が必要ですし、スペースがあればそのまま(非抜歯)で治療ができるということなのです。

またどちらでも並べることができるということもあります。3人掛けソファーにぎりぎりでギュウギュウで4人座ることができる状態です。
凸凹はなくなったけど、笑ったときに歯がぎっしり並んでいたり、治療前より口元が出た状態になると感じたりする人もいます。
また、ギュウギュウの状態で長年使用しているとソファーが壊れてしまうということがあります。
お口の中で言うと矯正治療が終わって10数年に歯茎が下がって歯が長くなる状態になったり、冷たい飲み物を飲んだ時にしみたりすることもあります。

「患者様の理想」が最も重要です。

矯正医だけでなく、どの歯科医院の先生も、「抜歯をしたい」と思っていません。
出来ればご自身の歯がきれいに並ぶことが最も大切なのですが、患者様の理想を実現するためには、“抜歯”という選択肢もあるということを患者様にご理解いただけますと幸いです。

まずは無料相談から始めましょう。

抜歯をするか、非抜歯で済むかは、正直患者様のお口の状態を見なければわからないのが現状です。
当院は無料相談を行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
どこで矯正治療を行うか判断するためにも、お役に立てると思います。

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